「やまのいも」とは?
「やまのいも」とは、ながいも、やまといも(つくねいも・いちょういもとも呼びます)、自然薯などの総称です。 主成分はデンプンですが、デンプンの分解酵素ジアスターゼを含むため、生でも食べられます。 生と加熱調理後で食感が変わり、生でシャキシャキ、加熱すると、ホクホクの食感を楽しめます。 すりおろしたものは、生だとトロトロ、加熱するとフワフワでもっちりした食感に変化します。 お好み焼きやホットケーキなどをふわふわに仕上げたいときに加えると良いです。
鮮度の見分け方
- ・皮が薄く表面がきれいでハリがあるもの
- ・傷や斑点がなく、ひげ根の多いもの
下ごしらえのポイント
- 白く仕上げるには、すりおろす時に皮を厚くむくこと。またむいた部分を水や酢に10分ほど浸しておくと、すりおろした際にアクが出にくくなる。
最適な保存条件
やまのいもQ&A
- Q:紫色に変色したけれど、食べられる?
- A:栽培時にながいも中のポリフェノールが酸化されてアントシアニン系の色素が生成したと考えられる。食べても害はない。
都道府県別生産量シェア

おすすめレシピ

山芋とネバネバ仲間のごはん
山芋、メカブ、オクラ。
ネバネバ食材を使った健康ごはんです。
明太子をアクセントにおいしくいただきましょう。
- 調理時間
- 10分
- カロリー
- 345kcal
- 塩分
- 1.9g
- 脂質
- 1.7g
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(2人分)
- ごはん 280g
- 山芋 200g
- オクラ 4本
- メカブ 50g
- 明太子 1腹
- めんつゆ(ストレート) 大さじ1
作り方
- オクラは塩(分量外)をふり、板ずりしてからラップに包んで電子レンジで40〜50秒加熱して斜め薄切りにしておく。
- 明太子は包丁で皮に切り込みを入れ、スプーンなどで中身をこそげるように取り出しておく。
- 山芋は皮をむいてビニール袋に入れ、麺棒などでたたきつぶし、オクラ、明太子、メカブ、めんつゆとあえる。
- ごはんに3.をかける。
料理上手のワンポイント
山芋をたたきつぶしたビニール袋の中に、その他の材料を全部入れて混ぜるとさらにスピードアップします。
※出典元 JAグループよい食レシピ

山芋とエビのとろろ揚げ
すりおろした山芋とエビを大葉の上にのせてカラリと揚げます。 おつまみにもなる一品です。
- 調理時間
- 30分
- カロリー
- 156kcal
- 塩分
- 0.9g
- 脂質
- 7.9g
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(2人分)
- 山芋 150g
- エビ(中) 4尾
- 片栗粉 適宜
- A.卵白 1個分
- A.塩 小さじ1/4
- 大葉 8枚
- 揚げ油 適宜
- レモン 1/4個
作り方
- エビは殻をむき、片栗粉をまぶしてもみ、水洗いし、キッチンペーパーで水気をふいて、5〜6mmくらいの大きさのざく切りにしておく。
- 山芋は皮をむいてすりおろし、Aと1.を混ぜ合わせる。
- 大葉に2.をのせて巻き、165〜170度に熱した油で、ふんわりするまで揚げる。器に盛りつけ、レモンを添える。
料理上手のワンポイント
ビニール袋に山芋を入れて、上からすりこぎで細かくなるまで丁寧にたたいてもOK。手がかゆくならずに快適に調理することができます。
※出典元 JAグループよい食レシピ