鮮度の見分け方
- ・泥付きは皮が茶褐色で、少し湿り気のあるもの
- ・皮に傷やひび割れがなく、固くしまったもの
- ・縞模様がはっきり見えるものがよい
- ・緑色のものは日焼けしたもので品質がよくない
下ごしらえのポイント
- ぬめりのない煮物にするには、皮をむきたっぷりの水に入れて煮立て、ふきこぼれそうになったら火を止め、流水で洗い、その後煮汁で煮るとよい。
最適な保存条件
家庭では、泥付きのまま新聞紙にくるみ、乾燥させないように気を付けて常温で保存するとよい。5℃以下に長く置くと、低温障害を起こし、果肉が変色するので注意。
里芋Q&A
- Q:煮たところえぐ味があったが、取り除く方法を教えてほしい。
- A:里芋や、ハツ頭に含まれるチロシンから由来するホモゲンチジン酸、アクの成分であるシュウ酸によって、えぐ味や苦みを感じることがある。これからは、下茹でによって取り除くことができる。
都道府県別生産量シェア

おすすめレシピ

里芋のゴロゴロ煮っころがし
甘めに煮た里芋がどこか懐かしさを感じさせます。
ホクホクモチモチのおいしさです。
- 調理時間
- 40分
- カロリー
- 193kcal
- 塩分
- 2.7g
- 脂質
- 0.2g
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(2人分)
- 里芋300g
- だし汁1と1/2カップ
- A.酒大さじ2
- A.砂糖大さじ3
- A.しょうゆ大さじ2
- A.みりん大さじ1
- 黄柚子適宜
作り方
- 里芋はたわしでよく洗い、上下を切り落として皮を縦にむき、耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジで2分〜2分30秒加熱する。
- 鍋にだし汁、Aと1.を入れ、落としブタをして煮込む。
- 煮汁が少なくなり、里芋がやわらかく煮えてきたら、里芋を転がすように鍋をゆすり、煮詰めて照りよく仕上げる。
- 3.を器に盛りつけ、黄柚子の皮をすりおろしてちらす。
料理上手のワンポイント
里芋を電子レンジで温めると、早く煮えて味もよくしみ込みます。いも類の煮物を作る時に活用してください。
※出典元 JAグループよい食レシピ

イカと里芋のボリュームごはん
イカにごはんを詰め込んで里芋と一緒にコトコト煮ます。
味わい広がるおいしさのコラボレーションです。
- 調理時間
- 60分
- カロリー
- 468kcal
- 塩分
- 6.2g
- 脂質
- 1.6g
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(2人分)
- イカ1ぱい(小だったら2はい)
- もち米1/2合
- 里芋200g
- 塩少々
- 水3カップ
- A.酒大さじ3
- A.しょうゆ大さじ5
- A.砂糖大さじ3
- A.みりん大さじ3
作り方
- もち米はさっと洗ったら、1時間以上水に浸してからザルにあげて水気をきる。
- 里芋はたわしでよく洗い、上下を切り落として皮を縦にむき、塩をふってもむ。水からゆでて弱火で数分煮立てたらザルにあげ、水洗いしてぬめりをとる。
- イカは胴に指を差し込み、内臓と足を引き出し、軟骨を取り除いたら水洗いをして水気をきり、もち米を胴に詰め、ようじで止める。イカの足は2〜3本ずつに切り離しておく。
- 鍋にもち米を詰めたイカとイカの足、里芋、水、Aを入れ、落としブタをして火にかけ、煮立ってきたら弱火で40〜50分煮る。
- 食べやすい大きさに切り分け、器に盛りつける。
料理上手のワンポイント
独特のぬめりがある里芋。土を洗い流した後、水気をきり、よく乾かすことがぬめりを気にせず調理をする秘訣です。
※出典元 JAグループよい食レシピ