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▼生産者の顔がみえる▼


★あいちゴコロ★
★絶品の干しいもを求めて!★
平成21年2月2日(月)快晴

今回の取材は、店長イナダ、かなり気合が入っていますヨ。

というのは、“干しいも”に情熱的な想いを抱いた、農家さん(「宮じい」)に出会ったから!

お芋の栽培から収穫、そして干し芋にするまで、ぜ〜んぶ、「宮じい」が心を込めて、昔ながらの製法 で作り上げています。

そのこだわりっぷりには、店長もびっくり!!

「え?!お砂糖使ってないのに、この甘さ?!」

アメ色に光るきれいな干しいも!
今までの干しいものイメージを変えますよ!!
さぁ、あなたも体験してみてください!!

※干しいものご注文はこちら⇒自然な甘みたっぷり☆干しいも
▲「干しいもには日本1こだわってる!」と自負する宮じい
▲薪を焚いて芋をふかす!昔ながらの製法を守りぬきます。
 うまい干しいもはここにあり!宮じいの手から生み出される逸品

「じい」なんて言ったら怒られるくらい、まだまだ若い「宮じい」。

干しいもには、格別の想いがあります。

宮じい「この辺りで作る干しいもはうまくて、 子供のときから当たり前のように食べてたんだ。
でも、干しいもは作るのが大変だから、だんだんと作る農家が減ってきて…。
こんなうまい干しいもが無くなっちゃうって思ったら、もう、自分が作るしかないって思ってね。」


宮じい「作るとなったら、 こだわって作りたいからね。薪を焚いて芋をふかして、昔ながらの天日干しで作っているよ!」

そう、宮じいが作り出す干しいもは、自然と一体となって生み出された逸品。まさに自然食なのです。

宮じい、干しいもの作り方を教えてくださ〜い!

 昔から珍重されている、干しいも専用の芋

宮じいがこだわっているのは、まず芋の品種。

この地域特産の『にんじん芋』が、干しいもにするには絶品で、とっても甘〜く、ねっとりしたさつまいも なんです!

4月に種芋から苗を採り、植えて、10月中旬から収穫します。
この間も、なるべく農薬を使わずに手で草むしりをしています。
▲この辺りで昔から珍重されている「にんじん芋」
▲にんじん芋を収穫する、お婆ちゃん
▲袋に入って3〜4ヶ月も熟成させて、甘みを引き出します
▲熟成したサツマイモの先端を切り落とします
 収穫後3〜4ヶ月貯蔵し、甘みを最大限まで引き出す!

収穫したさつまいもは、適切な温度管理のもとで、なんと!

3〜4ヶ月も貯蔵して、甘さが凝縮したさつまいもに熟成させます。


熟成させたさつまいもの先端を、包丁で切り落としていきます。

 昔ながらの薪で釜を焚く!!

宮じいの、強〜いこだわりで、なんと!

薪を焚いて、昔ながらの大釜でサツマイモを蒸していきます。

店長「・・・薪って、大変じゃないですか??ガスの火じゃダメなんですか??」

宮じい「薪の火力がいいんだよ。こうやって、1時間半から2時間くらい蒸すよ。」

煙がもくもく、火がパチパチ・・・

   なんだかひと昔前にタイムスリップしたような気分になります。

宮じい「こうして、昔ながらの製法で作るからこそ、美味しい干しいもができるんだよ!!」

自信に溢れる宮じいの顔が輝いています。

きっと、宮じいの“好き”っていう気持ちが、こういったこだわりに現れているんだなぁ〜。
▲釜の中にサツマイモを入れます
▲薪で火を調節して、1時間半〜2時間ほど蒸します
▲皮をむきます、とっても丁寧な作業です。
▲アメ色で、とろけそうな、さつまいも
 アメ色のお芋は、ねっとり、しっとり、甘さ抜群


蒸しあがったおいもを、丁寧に皮むきします。

薄皮だけでなく、アクの部分(すぐ内側にある筋状の部分まで)も取り除きます。

宮じい「イナダさん、食べてみてよ!」

見てくださいっ

  アメ色の輝き!!

食べてみると、ねっとりとした食感と熟成された自然の甘み・・・

このまま茶巾で絞れば、栗きんとんになっちゃうほど、なめらかな食感です。

薪でじっくり加熱することで、おいもの甘みを自然に最大限に引き出しているのです。


【豆知識】 サツマイモには、でんぷんを麦芽糖に分解する酵素(βアミ ラーゼ)が含まれます。
βアミラーゼは70℃前後で徐々に加熱することによって活発に働き、でんぷんを甘みのある麦芽糖にかえていきます。

 まだまだ手作業は続く…ひとつひとつ、包丁でスライス

とにかく人の手がかかる、干しいもづくり。

今度は、ひとつひとつ包丁で切っていきます。

店長「どうして機械で切らないんですか?」

宮じい「仕上がりがキレイなんだよ、これは手作業以外にないね」

あくまで、人の手で作り出すことにこだわっている宮じい。

宮じい「だから、6-7人で13時間くらいかかっても、300パックしか作れないんだ」
▲包丁でスライスします
▲スライスした芋を並べていきます
▲太陽の下で、ズラリと並んだ干しいも!
▲すぐそばは海です。冷たい冬の風と、強い太陽の光で美味しくなります。
 太陽のもとで、干す

宮じいがこだわるのは、太陽のもとで干す!こと。

ハウスの中で干す人が多いなか、あえて、太陽の光で干すことにこだわっています。

店長「突然雨が降ったら、大変ですね…」

宮じい「急いで、しまうんだよ(笑)」

干すこと4日。

渥美半島を吹き抜ける冬の冷たい風、そして、海岸沿いの強い太陽の光。

「自然の恵みを生かしたい」
宮じいの熱〜い気持ちで、干しいもは美味しく仕上がっていきます。

 アメ色の絶品干しいもが、完成!

宮じいが頑固にこだわりまくって、できあがった干しいも。

宮じい「2月以降は、特に甘みがのる時期なんだ!」

と笑顔の宮じい。

宮じい「日本のどこかで、 自分がつくった干しいもを食べてくれていると思うと、本当に楽しみなんだ。」

自称、“日本1干しいもにこだわっている”宮じいが、心をこめて、貴方にお届けします!

ぜひぜひ、この干しいもを食べて、HAPPYな気持ちになってくださいネ♪
贈り物にも、自信を持ってオススメしますよ〜!(^O^)/

※干しいものご注文はこちら⇒自然な甘みたっぷり☆干しいも

↓ 取材のご協力、ありがとうございました! ↓
▲ここまでの過程を経て、干しいもが出来上がります
取材こぼれ話


ほっかむりをして、丁寧に作業をする、おばあちゃん。

お肌はつやつや☆とっても可愛いおばあちゃんです。

「写真は、はずかしいから〜・・・」

って恥ずかしがる姿が、またキュート。

ほのぼのとした気持ちになりました♪