博多うまかショップ
星野村の『伝統本玉露』のヒミツ♪
星野村がどこにあるかご存知ですか?

福岡市内から車で約90分、福岡県南部の八女郡東部に位置し、
面積81ku・人口約3,800人の小さな小さな村です。

【“星野村”の3つ宝物】
星野村の宝物といえば・・・
まずは、素敵な地名のとおり、満天の星空。(ホタルもキレイ。)
そして石積みの棚田。(秋の収穫の時期は彼岸花が彩られます。)
最後に忘れてはならない、美味しいお茶の産地。

特に「玉露」の栽培は日本一の品質を誇り、
JAふくおか八女地区の生産量は、全国で約40%を誇っています。


そんな、美味しい美味しい玉露の生産地“星野村”へ
取材に行ってきましたので、玉露茶のヒ・ミ・ツ
ご紹介いたします。
▲夜は星が降り、ホタルも飛び交う村。

5月の連休明けに車で出かけたのですが、
車の窓を開けて走っていると、新茶の若草色が目に入り、そして、お茶のすがすがしい香りが流れ込んできました。

車窓をずっと眺めた後、目をつぶってみると、まぶたの中にみどり色が写り、美味しい空気とともに森林浴をしているような気持ち良さです。


「星野村」と「お茶」の深〜いつながり。

星野村の住民のほとんどは、なんらかの形でお茶に関わっていて、 新茶のシーズンに入ると、不用意に頼みごとをしたり、 遊びに誘ったりすると怒られるそうです。

20年ぐらい前までは、茶摘みの時期は学校も休みとなり、 “一家総出”ならぬ、“一村総出”でお茶摘みを行っていたほどの関係なのです。
▲星野村とお茶とは切っても切れない仲。
▲大事に大事に育てる箱入り娘のようです♪

この時期はちょうど玉露茶葉の収穫の時期。

すでに煎茶の新茶は出回っていますが、玉露の収穫はこの5月のGW明けから始まります。

玉露の栽培方法は、普通の煎茶とは違い、4月の中旬〜5月上旬の生育時期にお茶畑の上に稲ワラで編んだ「コモ」で覆いをします。

直射日光を遮ることで日光量、温度を調節し、お茶の葉に栄養分が凝縮され、あの玉露独特の甘味が生まれるといわれています。
▲自然栽培の玉露園。

【星野村の「伝統本玉露」の定義】

星野村では、玉露のなかでも、昔ながらの玉露の味と品質を最高級に保つために伝統的な生産方法で栽培している玉露があり、
それを「伝統本玉露」として販売しています。

1.自然仕立て
お茶畑を想像すると、右上の写真のようにきれいに山切りカットされた畑を想像しますが、玉露は←左写真のように、自然な形で栽培されます。
▲この新芽を手で摘みます。


2.被覆方法
上も側面もすべてを覆い、資材も黒い化学繊維ではなく、天然素材の稲ワラを使用し、95%以上遮光し、20日間以上被覆をおこないます。

3.手摘み
最近の茶葉の収穫はほとんど機械で行われますが、「伝統本玉露」に関しては、現在でも人の手で摘みとります。「てぼ」(右下写真↓)と呼ばれる竹かごに、摘んだ茶葉を貯めていきます。
    


このような定義で栽培されたものが、
星野村「伝統本玉露」 となるのです。

この玉露の生産は、手摘みによる収穫(摘茶)を含め、手間ひまがかかる方法のため、残念ながら星野村でも生産量は年々減少しています。
▲「てぼ」と呼ばれる竹かご。
    


生産者の梅野さんにお話を聞きました。

一番苦労するところは、お茶の新芽は一斉に芽吹くため、この時期は、休みもとれず、朝は6時から夕方6時ぐらいまで中腰のままでずっと作業しなくてはならないので、体力勝負であるとのこと。

でも、「機械」で摘んだものと「人の手」で摘んだお茶の葉は、「お茶」になったときに、見た目にも味にも、違いがはっきりとわかるので、この時期だけはみんなで頑張って摘んでいます。とおっしゃっていました。
▲恥ずかしがられてお顔をみせてくれませんでした。


【星野玉露茶で味わう「しずく茶」の楽しみ方】

この星野村で丹精込めてつくられた「伝統本玉露」をより一層美味しく頂くために考案された飲み方をご紹介しています。
詳しくはこちらまで。



この星野村で丹精こめてつくられた「伝統本玉露」をぜひお試しください。

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・星野村伝統本玉露茶葉と
・しずく茶専用茶器(説明書付)をセットした
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