長野県 全農長野 僕らはおいしい応援団
JA全農長野 生活部 生活課
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JAみなみ信州 市田柿 化粧箱 700g(20-28粒) 12月18日以降発送
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商品説明
市田柿 化粧箱 700g(20-28粒)
JAみなみ信州産
化粧箱入り市田柿
600年以上の歴史を持つ干し柿
鮮やかなあめ色の果肉
きめ細かな白い粉
もっちりとした食感
上品な甘み
【市田柿】
市田柿は、2016年に地理的表示(GI)保護制度に登録された南信州を代表する特産品です。2020年で販売100周年を迎えました。
あめ色の果肉と小ぶりで品のある外観、もっちりとした食感と口に広がる上品な甘さは、市田柿ならではです。
ビタミンA、食物繊維などの栄養素も豊富に含み、また渋柿の中に含まれる渋味成分(タンニン)がポリフェノールの一種であることから、スーパーフードとしても注目を集めています。
【化粧箱】
熟練の農家が一粒一粒丹精込めて成形し化粧箱に詰めました。お歳暮や大切な人への贈り物に最適です。
【市田柿の歴史と味わい】
「市田柿」というのは現在の下伊那郡高森町の市田地域で栽培されていたことから名前のついた渋柿の品種名です。その栽培の歴史は600年以上といわれ、これを干し柿にしたものも「市田柿」と呼びます。干し柿は一口大で食べやすく、鮮やかなあめ色の果肉をきめ細かな白い粉が覆い、もっちりとした食感と上品な甘味があるのが特徴。自然の甘さをもつドライフルーツであると同時に、高級和菓子にも位置づけられています。
【南信州の象徴「柿暖簾」】
秋の紅葉が盛りを迎え、山々や庭先の木々が緋色・柿色になるころ、「市田柿」は収穫を迎えます。農家できれいに皮むきされた「柿のれん」は、紅葉の景観にいっそうの美しさを添えます。
江戸時代後期、当時の下市田村(現・下伊那郡高森町)に“焼柿”と称した原木があり、その名のとおり焼いて甘くして食べられていました。その“焼柿”が干して食べても美味しいことが広く知られ、大正時代に村の篤農家たちが「市田柿」と称して出荷をしたのが始まりです。それから、天竜川沿岸を中心に渋柿への接木によってしだいに普及していきました。1952年に長野県が奨励品目に取り上げ、優良系統選定、優良母樹指定、干柿加工技術試験研究を繰り返し、果樹栽培の一環として全国に名だたる特産品となりました。
【GI(地理的表示)に登録】
市田柿は長野県初のGIに登録されています。GIとは生産地と結び付いた特性を有する農林水産物食品の名称を品質基準とともに登録し、地域の共有財産として保護する制度です。
つまり、市田柿は、この地域ならではの食品として国からお墨付きをいただいています。
登録名称:「市田柿(イチダガキ)」「ICHIDA GAKI」「ICHIDA KAKI」
生産地の範囲:長野県飯田市、下伊那郡ならびに長野県上伊那郡のうち飯島町および中川村
登録生産者団体:みなみ信州農業協同組合
登録日:平成28年7月12日
【栽培から取り組む市田柿づくり】
■栽培
古くから冬の保存食として用いられ、お正月の「歯固め」として食べられていた市田柿。その栽培と加工は伝統的な手法で続けられていますが、近年その価値とブランドが認められるにつれて、より品質の良い干し柿を消費者に供給する必要が出てきました。
品質の良い干し柿を作るには、加工技術はもちろん、良い原料柿を用いることがなにより重要です。そして、良い原料柿を作るには、柿の収穫を終えて来年の収穫までの、栽培管理が欠かせません。施肥やせん定、摘果などの管理が充実している園では、糖度が増し、優れた果実ができます。一方、管理がゆき届かず、葉や果実に病害虫の被害を受けた木の柿は、糖度が低く美味しい干柿になりません。また、緑色が残る熟度の若い柿を収穫して加工すると、渋味が残るなどの品質低下が発生しやすくなります。
樹勢に応じた適切な施肥とせん定、摘果などの管理。病気や虫の発生を防ぎ果実を健やかに育てるための薬剤防除。そして収穫は急がず樹上で適熟になった柿を加工すること。こうした農家の努力とJAの指導がブランドにつながっています。
■収穫
11月上旬から中旬にかけ、原料の生柿の収穫が行われます。この時、柿農家は畑での収穫と家での皮むき作業を平行して行うため、とても忙しい時期です。全体が濃いオレンジ色になりよく熟した柿を収穫します。
■柿むき・のれんづくり
柿の皮をむいてのれんに吊るし、色のよい干し柿に仕上げるため、硫黄くんじょうを行います。皮むき機械で1日におよそ800kgの柿をむきます。皮むき期間は量が多い農家だと10日間以上かかり、のれんごとの仕上がり時期も違うため、あらかじめ一つひとつの柿のれんの重量をチェックし、はざおろし(のれんから柿をはずすこと)の目安とします。
■乾燥
ハウスや家の2階などで1ヶ月程乾燥します。乾燥期間中、湿気が多いとカビが発生しやすく、乾燥しすぎても渋味が抜けにくくなってしまいます。天気をみながら窓を開閉したり、のれんの間隔を調節したりと、適切な温度と湿度を保つよう工夫します。
飯田下伊那地方は、東西を中央アルプスと南アルプスに挟まれた「伊那谷」と言われ、その間を天竜川が流れています。天竜川からは、晩秋から冬にかけ毎朝のように川霧が発生します。この地域の冬はとかく乾燥しがちなのですが、この天竜川から湧き上がり段丘をのぼる霧が、干し柿を一気に乾かさないようにする自然の“加湿器”となり、市田柿独特の「もっちり、ねっとり」とした食感を生み出しているといわれます。この地域ならではの自然の恵みです。
■柿もみ・天日干し
皮むき時の35%程の重さになるまで乾燥したら、のれんから下ろして、1個1個の乾燥程度を見ながら柿をもみます。水分が多い場合は、写真のように天日に干して調整します。柿もみは、柿の中心部の水分を押し出してシワのないやわらかな干し柿をつくり、きめ細かい粉を出させるための大事な作業。現在は、ドラム式の機械で行われています。 3〜4回程、ていねいな柿もみと寝せ込みを繰り返すと、白い粉(ブドウ糖)に覆われた干し柿が出来上がります。 微妙な調整が要り、干し柿農家の経験が発揮される作業です。
■出荷
完成した干し柿は、農家にて化粧箱・トレー等への包装作業を行い、JAの集荷場にて内部検査を行ったうえで全国へ出荷されます。
また、バラの状態で集荷した干し柿はJAの「市田柿工房」にて選果・リパックを行います。
名称:干し柿(市田柿)
原材料名:柿(長野県産)/酸化防止剤(二酸化硫黄)
内容量:700g
賞味期限:製造日から90日
保存方法:直射日光・高温多湿を避け涼しいところで保存してください。
【JAみなみ信州】
長野県南部の飯田市を中央に1市3町10村からなる地域(飯田下伊那地方)がJAみなみ信州です。
人口約16万人、長野県総面積の約1/7を占める広さです。
南北に流れる天竜川、東西にふたつのアルプス、標高400-1000mの高低差と豊かな自然に恵まれ、きれいな空気・おいしい水が癒しの空間をつくっています。
みなみ信州では、北国育ちの果実と南国育ちの果実それぞれの栽培限界線の横切る場所で、主な果実はもも・なし・りんご・ぶどう・市田柿です。「市田柿」は2016年7月に地理的表示保護制度(GI)に長野県で初めて登録されたブランド干し柿です。
規格:700g(20-28粒)
【お知らせ】
12月18日以降の発送を予定しております。
お届け日の指定はできません。
市田柿の表面に黒い点がある場合がありますが、柿に含まれるポリフェノールの一種である「タンニン」という成分が変化したものです。
気温の高いところに置きますと、市田柿表面の白い粉が溶けます。お届け後は冷蔵庫など涼しいところで保管してください。
市田柿には種が入っている場合があります。中の種を噛んでしまわないよう充分気を付けてお召し上がりください。
ショップ情報
全農長野 僕らはおいしい応援団
事業者 |
JA全農長野 生活部 生活課 |
責任者 |
田中 翔 |
住所 |
長野市 北石堂町1177番地3 |
電話番号 |
026-213-8211 |
JAみなみ信州の市田柿!丹精込めて詰められた化粧箱をお届けします。