ミルクティー

箱根山麓をはじめとする神奈川県西部地域で生産され、苦みが少ないマイルドな口当たりで、ほんのり香る紅茶特有の香りが特徴です。

JA全農酪農部は、消費者のみなさまの食卓に、新鮮でおいしい牛乳や乳製品を安定してお届けするために、毎日牧場で搾られる生乳の需給バランスを全国域で調整しています。また、食品・飲料メーカーなどへ、牛乳やバター、脱脂粉乳といった乳製品の販売を通じて、需要拡大にも取り組んでいます。その中でも、缶コーヒーなどの原料に使用される業務用牛乳（殺菌乳）を飲料メーカーに販売する事業（殺菌乳事業）は、牛乳の需要を拡大し生産者の所得向上（生乳は使用される用途によって価格が異なり、牛乳などの飲用向けが最も高い価格で取引されます）に貢献しています。

JA全農酪農部では、年末年始における牛乳の事情を分かりやすくお伝えするとともに、自ら牛乳をたっぷりと使ったミルクティの開発と販売を行い、牛乳の需要を拡大することで「日本の酪農を応援していきたい」という想いからミルクティの開発に至りました。 また、飲用需要が落ち込む冬季に合わせた製造・販売をすることで需給調整および消費喚起につなげたいという想いから開発しました。

日頃より、ミルクティーをはじめ酪市酪座をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 この度、皆様から多くのご支援をいただいたおかげもあり、JAタウンアワードを受賞することができました。 この商品は、新型コロナウイルスの影響などにより処理不可能乳の発生が懸念されていた年末年始に、酪農業界を取り巻く現状を発信すると共に、需要拡大に貢献したいという思いから開発しました。 「酪農家が丹精込めて搾った生乳を一滴たりとも無駄にしない」そんな私たち全農の思いが詰まったミルクティーです。 現在も、業務用需要を中心に需要は回復せず、過剰な乳製品在庫が課題となっています。これからも、国産の牛乳・乳製品を飲んで・食べて「日本の酪農」を応援いただけますと幸いです。