全国のおいしいご当地グルメに出会う旅

〜和歌山のご当地グルメ〜

和歌山ご当地レシピ 梅干し・梅酒 和歌山県が国内生産量の半分以上をしめる特産品の「梅」。中でも「南高梅」は、大きな実に柔らかい果肉が特徴で、南高梅でつくる梅干しは最高級品としてもてはやされています。また、南高梅は梅酒にも最適で、青梅はもちろん樹上で黄色に熟した「樹熟南高梅」で作る梅酒は、まろやかな口当たりで食前・食中酒だけでなく、ナイト・キャップとしても好まれています。

和歌山のご当地グルメ JAタウンおすすめ

和歌山ラーメン 和歌山ラーメン
地元では「中華そば」と呼ばれてる和歌山のご当地ラーメンで、ゆで卵やサバの押し寿司「早寿司」などと一緒に食べることが多いので、一杯の量は一般的なラーメンと比べて少なめです。麺を食べ終わったスープにゆで卵を溶かして飲むと、濃いスープがまろやかになり、また違ったおいしさです。
クジラ料理 クジラ料理
熊野灘に面した紀南地方では昔はクジラ漁が盛んでした。さまざまな工夫がなされたクジラ料理が現在まで伝わっています。竜田揚げやハリハリ鍋など、クジラの食べ方はいろいろありますが、最もおすすめしたいのがお刺身です。定番の生姜醤油ではなく、柚子ポン酢で食べるのが地元ならではの食べ方だそうです。
精進料理 和歌山ラーメン
古来より多くの僧侶が修行に励んできた高野山。この信仰の地で生まれた精進料理は、仏教の戒律である五戒に基づき、肉や魚などの【生臭もの】を一切使用していません。植物性の食材にこだわり、手間ひまをかけて自然の風味を活かしたお料理は、低カロリーの健康食として特に女性に人気です。

熊本の名物 JAタウンおすすめ

青梅 青梅
和歌山の特産品と言えば、生産量日本一を誇る「青梅」です。人気の「南高梅」の他、「小梅」「古城」など品種も揃っています。梅酒や梅ジュース、梅干しに用途に合った梅をお選びいただけます。
南高梅の梅干し「うす塩味」 南高梅の梅干し「うす塩味」
「南高梅」を使用した梅干しは最高級品とされています。「南高梅」本来の美味しさを残しながら熟成させ、口当たりのいいうす塩味に仕上げました。 梅干しのおいしさがあとをひく、奥深い味わいをぜひおためし下さい。
あんぽ柿 あんぽ柿
表面は干し柿風、中身は半生の状態でトロ〜リとろける舌触り。渋柿の品種の「たねなし柿」を原料に、乾燥させたドライフルーツが『あんぽ柿』です。産地独自の製法で仕上げた半生タイプの干し柿で、干すことで柿のうまみが凝縮されています。後味も上品。
実山椒 実山椒
紀州の野山の香りあふれる、山椒の季節がやってきました。昆布と一緒に煮込み佃煮にしてご飯のお供にしたり、醤油に湯通しした山椒を漬け込むだけで簡単にできる山椒醤油などで、初夏の香りを楽しみませんか。
JAタウンおすすめ 和歌山の名物一覧
青梅
南高梅&古城&小梅
JA紀州「南高梅梅干」
地元の農家さんが塩漬けし『JAみなべいなみ』が商品化した、
南高梅梅干しです。
JA紀北かわかみ「実さんしょ」
春の香り、紀州の野山の香りをお楽しみ下さい
JA紀の里「あんぽ柿」
トロ〜リとろける「あんぽ柿」

和歌山はこんなところ

日本最大の半島である紀伊半島に位置する和歌山県は「木の国」と呼ばれるほど山間地が多く、かつては深山幽谷の地として多くの僧侶が修行に励んでいました。特に弘法大師が開いた高野山や修験道の熊野三山などは現在も聖地として多くの人の信仰を集めており、凛とした空気に触れるだけで心が清らかになるのがわかります。そして和歌山と言えば梅を忘れてはいけません。特にみなべ町発祥の「南高梅」はブランド梅として人気が高く、定番の梅干しや梅酒だけでなく、梅酢を混ぜ込んだ餌で飼育した鶏の卵「うめたまご」など、色々な梅を使ったグルメであふれています。また、紀南地方では黒潮に乗ってくる生マグロなど、滅多に味わえない海の幸を存分に味わうことができます。
和歌山城 和歌山城
徳川御三家の一つ、紀州徳川家の「暴れん坊将軍」徳川吉宗が将軍になるまで生活をしていたのがこの和歌山城です。市内中心部にある虎伏山に築城されたことから「虎伏城」とも呼ばれており、城内には「伏虎像」が安置されています。
熊野古道 熊野古道
熊野三山(本宮大社、速玉大社、那智大社)と伊勢神宮に続く5つの古道を総称したもので、2004年には熊野三山および高野山への参詣道がユネスコの文化遺産として登録されており、参詣道の各所には江戸時代以前に整備された石畳が今も当時の姿を残しています。
高野山 高野山
真言宗の開祖・空海(弘法大師)により開かれた、京都の比叡山と並ぶ日本最大の仏教聖地の1つです。八つの峰と峰に囲まれた盆地を総称して高野山と呼びます。金剛峰寺を中心とした100以上のお寺があり、奥之院参道の中でも神域である最奥部では開祖・空海が現在も瞑想していると言われています。
せんじょうじき 白浜千畳敷 山鹿灯籠浪漫・百華百彩
和歌山県の南西部、白浜町にある風光明媚な海岸で、同町内の円月島と共に国の名勝にも指定されています。柔らかな砂岩で形成された、畳が千畳も広げられると言われるほど広大な海岸は、長年の波の浸食により複雑な形を作り出し、絶好の磯釣りスポットとしても知られています。
和歌山のJA職位がオススメする見処とデコポングルメについて
JA紀の里
販売部直売課
田岡太郎さん
樹に実らせたまま熟した紀の里の梅は、昔ながらの食べ方が一番です
 和歌山県の魅力といえば、世界遺産にも登録されている高野山や熊野古道をはじめとした歴史遺産と、南紀白浜の円月島や三段壁などの雄大な自然景勝地です。
このうち熊野古道は和歌山が県をあげて観光に力を入れていることに加え、2014年6月に開催されるサッカーワールドカップに関連して、日本代表のシンボルマークである「八咫烏」を神様の御使いとする熊野本宮大社などもあり、観光に訪れる方も大変増えています。
また、JA紀の里のある紀の川市から高野山のある高野町までは、神社や温泉などが点在する絶好のサイクリングコースで、特にテレビで話題となった猫の「たま駅長」のいる和歌山電鐵貴志川線貴志駅周辺は、観光イチゴ農園やレンタサイクルの貸出し所があり、週末にはサイクリングやイチゴ狩りを楽しむ大勢の観光客で賑わっています。
 寺社仏閣の多い和歌山県ではさまざまな祭礼が行われますが、特に有名なのが7月の最終土曜、日曜にかけて行われる紀州三大祭りの1つ「粉河祭」です。13基のだんじりや、勇壮な武者行列を一目見ようと毎年多くの観光客が訪れます。JA紀の里に御立ちよリの際に、ぜひご賞味いただきたいのが近所にある「うらしま」の和歌山ラーメンです。田岡さんはもちろん、課長も推薦する、創業約40年の老舗です。濃厚なとんこつと、しょうゆの香ばしさが際立つラーメンです。
 そして、和歌山県といえば梅ですが、ちょうど5月下旬頃から「南高」「古城」をはじめとしたさまざまな種類が店頭に並びます。特に紀の里の梅は、樹に実らせたまま完熟させる樹熟南高梅で、梅干しも昔ながらの酸っぱい味が特徴です。梅醤や梅味噌など、梅には色々な料理方法がありますが、やはり奇をてらわず、梅干しや梅酒など、食べ慣れたお料理が一番美味しく食べることができます。
和歌山には年間を通じて美味しい果物や農作物があふれていますので、ぜひお越しになって和歌山の味覚を思う存分堪能してください。
八朔缶詰
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桃ジュース
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柿酢
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はちみつ梅
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梅干し

[梅干しの作り方]
■下準備
  • 完熟梅は丁寧に水で洗い、実を傷めないように水気をしっかりと拭き取っておきます。
  • へたの部分に残ったホシ(軸)は竹串などで取っておきましょう。
■調理
  • 容器をきれいに洗い、内側をホワイトリカーなどで拭いて滅菌消毒した保存容器の中に、下準備をした梅と塩(全分量の2/3)を交互に入れます。
  • 梅を入れ終わったら、残りの塩(1/3)を梅の上に敷き詰めます。
  • 重しを乗せ、梅雨が明ける時期まで保管します。
  • 梅雨明けの天気の良い日を選び、保存容器から梅を取り出し、平らなザルに並べ天日干しにします。
※干す際は、梅同士がくっつき過ぎないよう間隔をおき、風通しの良い場所で干し、干している間は雨に当たらないようにします。
  • 1日のうちに2〜3回梅を裏返しながら3〜4日間天日干しを行います。梅の重さが半分程になったら干し上がり、冷暗所で保存します。
※夕方になったら梅を梅酢に戻し、翌日取り出して天日干しを行う。4日目は夕方に取り込まず夜露に当てます。
弱火にかける

完熟梅は皮を傷つけないよう丁寧に水洗いし、水気をしっかりと拭き 取っておきます。このとき、ヘタの部分のホシ(軸)は竹串などでとり、 残った汚れもきれいに洗います。

粗熱をとる

滅菌した保存容器に梅と塩を交互に入れていきます。梅干しは漬ける 際に塩分と酸がでるため金属製の保存容器は避けましょう。容器は梅 1kg に対して3 ℓ程度の大きさを目安とします。

弱火にかける

梅を入れ終わったら、残りの塩を梅の上に敷き詰める。梅全体に重量がかかるように重しをのる。ビンで作る場合は2重にしたビニール袋の中に、静かに水を注ぎ入れ、重石の代わりにしましょう。梅雨が明けるまで冷暗所で保管します。

粗熱をとる

天日干しの際は梅同士がくっつき過ぎないようにします。乾いたら皮を破らないよう丁寧に裏返し、夜の間は梅酢の中に戻します。これを4日間程行い、梅干しの皮が薄く柔らかくなったら完成。

@梅が青くて固い場合は、紙袋などに入れて待つ
太陽光が入らないように適度に空気も入れます。紙袋に入れて追熟させることで香りが良くなります。
Aカビは大敵! 塩分は12%以上で!
梅干しには、梅の重さの12%の粗塩を使いましょう。塩分濃度はカビ発生をおさえるため12%以下にしないように。
塩分が気になる方は、食べる前に極薄い食塩水に長時間(半日程度)さらして塩抜きをしてください。
Bそれでもカビが点々と出てしまった場合の対処は?
カビがついた梅を取り出して焼酎などでカビを洗い、消毒してから保存容器の中に戻します。
梅酒

[梅酒の作り方]
■下準備
  • 保存容器は予め滅菌しておく。煮沸消毒ができない場合は、容器を綺麗に洗って乾かし、容器の内側をホワイトリカーなどで拭いておきます。
※保存容器は梅1kgに対して3ℓ程度を目安とします。
■調理
  • 青梅を傷つけないように水洗いし、水気を拭き取ります。たっぷりの水(2ℓ程度)に漬けてアク抜きをします。
  • 消毒した保存容器に梅と氷砂糖を交互に入れます。
  • 重しを乗せ、梅雨が明ける時期まで保管します。
  • 焼酎を容器に静かに注ぎ、適時容器をゆすり糖度をなるべく均一にしながら冷暗所に保存します。
❹の写真同様、出来上がり時期、飲み頃の時期を明記
※青梅ではなく、完熟梅で作るとまろやかな香りと味が楽しめます。
弱火にかける

梅を傷つけないよう、きれいに水洗いします。洗った梅をたっぷりの水に2〜4時間程漬けアク抜きをする。水に漬けすぎると茶色く変色するので、様子を見ながら行います。

粗熱をとる

アク抜きをした梅は丁寧に水気を拭き取ってください。また、へたの部分に残った軸は竹串などを使い取り除いておきます。軸や水気が残っているとカビの原因となります。

弱火にかける

滅菌した保存容器に梅と氷砂糖を交互に入れていきます。1回に入れる量は、用意した梅と氷砂糖の1/3程度を目安とします。梅を一度にまとめて乱暴に入れると梅がつぶれるので丁寧に入れましょう。

粗熱をとる

梅と氷砂糖を入れた保存容器に焼酎を静かに注ぎ入れ、適時容器をゆすり上と同じにしながら冷暗所で保存。むやみにフタを開けるとカビの原因となります。漬けてから2〜3ヵ月後頃から飲むことができますが、1年後ぐらいが飲み頃です。

@冷凍した梅でスピードアップ!
梅は漬ける前に冷凍することで、梅の組織が壊れエキスが早く出てきます。完全に凍らせる為には、1日以上は冷凍庫の中に。
Aオリジナリティを出すなら、お酒や砂糖にひと工夫
使う材料もウオッカやラム酒などの洋酒や日本酒、蜂蜜や黒砂糖など、普段と変えることで味わいに変化が生まれます。
Bホシをとった後はよく洗いましょう
ヘタの部分に残ったホシ(軸)は雑味の原因になるので必ず取りましょう。またホシを取った後の汚れは雑菌の原因となります。

その他のご当地グルメ