和歌山はこんなところ
日本最大の半島である紀伊半島に位置する和歌山県は「木の国」と呼ばれるほど山間地が多く、かつては深山幽谷の地として多くの僧侶が修行に励んでいました。特に弘法大師が開いた高野山や修験道の熊野三山などは現在も聖地として多くの人の信仰を集めており、凛とした空気に触れるだけで心が清らかになるのがわかります。そして和歌山と言えば梅を忘れてはいけません。特にみなべ町発祥の「南高梅」はブランド梅として人気が高く、定番の梅干しや梅酒だけでなく、梅酢を混ぜ込んだ餌で飼育した鶏の卵「うめたまご」など、色々な梅を使ったグルメであふれています。また、紀南地方では黒潮に乗ってくる生マグロなど、滅多に味わえない海の幸を存分に味わうことができます。