Q「甘太くん」とは?
JA全農おおいたで販売している紅はるかという品種のさつまいものブランドです。
干し芋の素材となる甘太くんは社長が自ら市場に行って仕入れをします。無添加でおいしい干し芋をつくる最初の秘訣は、社長みずからきびしい目利きで仕入れをすることです。
JAタウンで販売している甘太くん干し芋は、手作業で作られています。
蒸した後に皮をむく作業は非常に熱く大変ですが、
皮をむいてから蒸すと甘さが減ってしまうので、熱くても蒸した後に皮をむいています。
美味しさの秘訣は、お客様からもご好評いただいている”甘太くんのねっとりとした食感”を引き出すために妥協せずに手をかけて作っていることです。
蒸したばかりの芋は柔らかく、スライサーで切ることは難しいです。スライサーで切った後にスライサーから1枚1枚はがすことも大変で全て機械でやってしまうことも検討しましたが、
機械よりも断然おいしくなるため、今でも1つ1つ大変な作業も手作業で行っています。
ただ乾かせばよいわけではなく、ちょうどよい乾燥具合になるように天気を見ながら調整しています。
干し芋は温めるとよりおいしく食べられます。電子レンジで30秒ほど温めると、やわらかくなり、食感と甘さを感じられると思います。(大きさによっては時間が異なる場合があります)
昔、焼き芋(紅はるか)を販売していましたが、在庫がなくなってしまい市場にさつまいもを仕入れにいった際に、たまたま市場で「甘太くん」を発見し、食べてみたところ、こんなにも美味しいのか!と思い、
甘太くんを販売しようと思ったのが、最初の出会い。
お客様に一年中おいしい「甘太くん」を食べてもらうことができる、干し芋にチャレンジをしてみました。
熱を加えると芋全体がねっとりするので、皮をむいたり、スライスするなどの加工がとても難しい。
最初に商品化に向けて「蒸し時間」や「蒸し方」を試行錯誤したときは、徹夜して甘太くんをおいしい干し芋にする方法を探していた。
その苦労のかいあって、できた商品を販売した際に、お客さんから『おいしいので、次もぜひ販売してほしい』と声をかけてもらえた。
お客さんから直においしいと言ってもらえたことで、『この商品はいける』という確信をした。
まず、素材がとてつもなく良い。甘太くんで干し芋をつくるのは大変だが、素材の良さをもっと生かした、おいしい干し芋を作りたいと思わせてくれる魅力がある。
つくるのに手間をかけたらかけた分おいしくなるから、手作りはやめられない。
今年の甘太くんのできは最高です!そんな甘太くんという素晴らしい素材に恥じない干し芋づくりをしていきたい。そして、もっと甘太くんのファンを増やしたい。スイーツやケーキがライバルだと思っているが、それらに負けないおいしい干し芋の作り方を日々研究し、改良していきます!