JA熊本うきっ子ショップ
学問の神様・舞鴫(もうしぎ)文殊堂を訪ねて
【日本三大文殊堂・舞鴫(もうしぎ)文殊堂】
舞鴫文殊堂は安部文殊(奈良)、土佐文殊(高知)と並んで日本の三大文殊のひとつに数えられます。
九州での学問の神様といえば菅原道真をおまつりした「大宰府天満宮」が有名ですが、ここ舞鴫(もうしぎ)文殊堂も九州での「西」の学問の神様として、 受験シーズンともなると熊本県内外からたくさんの参拝者がいらっしゃるそうです。
このたび、当ショップではこの文殊堂の祈祷を受けた「◎合格祈願味噌・漬け物セット(五角絵馬付)4点セット」を販売いたします。
それでは文殊堂の様子をお伝えしましょう!
▲静かな佇まいの神殿
舞鴫(もうしぎ)文殊堂は熊本県下益城郡小川町東海東に位置します。山里と呼ぶにふさわしい、素朴でどこか懐かしい風景の中、 短い急な階段を上ったところに静かな佇まいの文殊堂があります。

文殊(もんじゅ)とは「文殊菩薩さま」のこと。釈迦三尊の一つに数えられ、知恵を授ける神様として知られています。「三人寄れば文殊の知恵」という 格言は、この文殊さまから来ているのです。
文殊堂が創建されたのは、文禄二年(1593年)で、当時の熊本城主加藤清正が朝鮮の役で出兵した際に、功績があった村の郷士が帰還の記念に祀ったのが始まりと伝えられます。
創建当時に植えられた境内の椋(むく)の木は、幹回り6.5m。今も堂々とした姿を見せて、文殊堂400年の歴史を物語っています。
その他にも玄圃梨(けんぽなし)の木が霊木として県の樹木指定を受けています。
▲樹齢400年の椋の木
文殊菩薩は「学問の神様」として信仰を集めるため、2月から3月の時期は受験合格祈願に訪れる人が絶えません。
祈願者の方の書いた絵馬が境内に掛けられ、ひっそりとした境内に賑わいを添えていますが、 平日の境内は概ねひっそりと、静かな佇まいです。400年間この地で息づいてきた「学問の神様」が根付き「存在」している、 そんな空気が逆にご利益を感じる、そんな境内でした。
▲五角形の絵馬に「合格」=ごーかく の願いを込めて・・・
当ショップで販売する 「合格祈願味噌・漬け物セット(五角絵馬付)4点セット」は、全てこの文殊堂での ご祈祷済み!です。400年間この地に息づいてきた文殊様のご利益が、きっと受験の力となってくれる!ことでしょう。 また、この商品は舞鴫文殊堂近くの加工所「文殊のちえ」で加工された商品です。熊本産の原料を使い、地元JA熊本うきの女性部「文殊の知恵加工グループ」による地元産手作り商品です。 熊本では、写真のように菜の花が咲き始めるなど、一足早い「春」の訪れを感じるこのごろですが、このセットで、受験生の皆様にも「春」がやってくることを、ショップスタッフ一同心よりお祈りしています。