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▼生産者の顔がみえる▼


★あいちゴコロ★
★ぎんなんが商品になるまで★
「ぎんなんが商品になるまでに、こんな作業をしてたんだ!!」

店長も驚きの“メチャ大変!”ぎんなん加工作業。皆さまに大公開!!

「農家さん、ごくろうさまです」って言いたくなります(^^)
▲ネットを一面に敷いて、銀杏を落とします
樹の下にネットを敷きます

あれ?落ちている実を拾うんじゃないんだ…(驚)

店長は、自然に落ちたぎんなんを拾うものだと思い込んでいました!
落ちた実は、もう古いので品質がよくないそうです。知らなかった…。

こうやってネットを敷いて、ぎんなんを落としていきます。
枝から実を落とします

長い棒の先に引っ掛ける金具がついたもので、樹を揺すります。

ボトボトボト…

とぎんなんが上から落ちてきます。
「気ぃつけんと、触ったらかぶれるゾ。」

そういえば高校のとき、ぎんなんをうかつに触って手がかぶれてしまったことがあったっけ。
▲立派な大木!高いところはハシゴを使います
▲この扇風機で葉っぱを飛ばします
実を拾い集めて、葉と実を分けます

落とした実には葉っぱも一緒についています。
そこで、このような扇風機にかけて、葉っぱを飛ばして実だけにします。

なるほど〜
さぁ、ここからが大変!

ぎんなんが、カゴいっぱいになりました。

「こっからが大変だよ〜。」

そう、あのヒスイ色の美味しいぎんなんは、この肉質化した外皮の中にあるのです。
この果肉(?)を取り除く作業に入ります。
▲オレンジ色の実の中の硬い殻に守られた胚乳がぎんなんです
▲機械がまわって、果肉が砕かれていきます
実を砕いて、果肉と中身を分けます

ぎんなんを、機械に投入!
刃が回って、果肉が砕かれています。

ゴゥンゴゥンという機械の音と一緒に、
ぎんなん特有の匂いが立ち込めます。

服にも髪にも匂いが染み込みそう…と心配になるくらいの匂いです。
「ちょっと、飛ぶかもしれんで気ぃつけて。」

農家さんに言われた直後、

ドシャドシャ〜ッ

と、砕いたぎんなんが下から出てきました。

写真ではお伝えできないのが残念(?)ですが、とにかく匂いが強烈です。

ちなみに、この強烈な匂いのせいで、タヌキやネズミなどはぎんなんを敬遠するそうですが、 アライグマは平気で食べるそうですよ。
▲とにかく強烈!!な匂いが立ち込めます(>_<)
▲この機械で前後に揺すられ、砕かれた果肉が下に落ちます
果肉を振り落とします

この砕いたぎんなんを揺すり、果肉を振り落とします。
チェック!!

念入りにチェックしながら、中身のぎんなんを取り集めます。
▲おばあちゃんがプロの目でチェックします。
▲水に入れ、浮いてしまうものは品質が悪いぎんなんなので、取り除きます
水で洗います

水の中に入れて洗います。

このとき、水に浮いてしまうものは品質が良くないので、ザルで取り除きます。(比重選別)
さらに磨きます!!

えー 磨いているんだ!!と驚いた私。

磨き粉で磨いて、こんなにキレイになるんですね〜 

ほんと驚くほど手がかかってます。
▲磨き粉をかけているところ。もちろん健康に問題ありません。
▲ぎんなんを平らに敷いて乾燥させます
乾かして・・・

陰干して乾燥させます。

天気が悪いときは乾燥機や扇風機にかけて乾かします。
サイズ別の階級に分けます

大きいのや小さいの、色々なサイズの種子があるので、これらを分けます。

ザラザラザラーッと銀杏を機械に入れると、それぞれのサイズの穴の上を通過し、選別されます。
▲この機械により、サイズ別に分けられます
▲「ようやく箱に詰めれるよ」
箱に詰めて計量します

箱に詰めます。

ここまでの加工過程を経て、皆さまにお目にかかる姿になります!
完成!!

祖父江町のぎんなんは、その品質の高さから、東京の高級料亭御用達です。
もちもちした食感・美しいエメラルド色の銀杏を、秋の味覚としてぜひ味わってくださいね。

市販の茶碗蒸しに入っている、あの黄色くてしわしわのぎんなんしか食べたことのない貴方!
ぜひ一度本物のぎんなんを食すべし☆ですよ♪